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ごあいさつ
第32回日本骨折治療学会を開催するにあたって 東北労災病院整形外科 佐藤克巳 第32回日本骨折治療学会を仙台市で開催いたすことになり、たいへん光栄に存じます。 仙台市での開催は初めてのことになりますが、会員の皆様に参加して良かったと思っていただける学会にするべく準備を進めております。 期日は平成18年7月14(金)、15日(土)、会場は仙台国際センターを予定しております。 仙台国際センターは、JR仙台駅からタクシーで7分程度に位置し、これまで多くの医学会開催の実績があり満足していただける会場設営ができると思っております。 この時期、仙台は梅雨ですが気温は涼しく木々の緑が美しい季節ですので、会場周辺の広瀬川や青葉城趾散策も気分転換になるかと思っております。 学会のテーマは「骨癒合を考える」といたしました。私たちが骨折治療を行う上で、骨癒合を適切に診断し、骨癒合を促進するための方法を考えることは重要な問題です。 骨折した骨が癒合する間に人体ではどのようなことが起こっているか、そして骨癒合を診断する手段として何が適切なのかなどについて専門家に討論していただきます。 また、現在骨癒合促進のための手段として何が有効なのかについても討論していただこうと思っております。 特別講演は、日本大学法医学教室の押田教授に「外傷治療と医療訴訟」についてお話を伺う予定です。また、海外からも5人の先生を招き講演をお願いしております。 パネルデスカッションは第31回日本骨折治療学会からの継続事業として「卒後外傷教育」をとりあげます。 主題は、大腿骨転子部骨折、上腕骨近位端骨折、橈骨遠位端骨折、脊椎骨折、骨盤骨折、ピロン骨折、PE・DVT、偽関節治療を取り上げました。 その他、教育研修講演、ヌーンタイムレクチャー、ナイトデイベートも企画しております。 仙台は多くのホテルがあり宿泊施設を完備しており、牡蠣、牛タン、笹かまぼこ、ホヤなどおいしい食べ物も豊富です。学会の翌日からは連休(海の日)にもあたっておりますので、近郊の松島、平泉中尊寺、山寺、蔵王などの観光もお勧めです。また、仙台近郊には秋保温泉、鳴子温泉、蔵王温泉などの温泉地にも恵まれており、学会後の疲れを癒すのに最適です。 ご家族でお越しになられても楽しめると思います。会員の皆様方のご参加をお待ち申し上げます。 |
(c)2005-2006 第32回日本骨折治療学会 |